一生に一度、しかも初めての大イベントです。気合を入れて、且つ厳粛に、この世に生きる喜びを精一杯肌で感じながらお母さんのおなかの中から出て行きましょう。大事なのはお母さんとの意思疎通です。お母さんに対して小野伸二レベルのキラーパスを出せるよう日ごろからおなかをけるなどの運動をしておきましょう。また、一生に一度だからと焦ってはいけません。トイレで出されてしまう恐れがあります。気をつけましょう。さあいよいよ出産です。できるだけ溜めて、勢いよく生まれましょう。特に意味はありませんが。そしていよいよご対面です。精一杯泣きましょう。泣いて喜んでくれるのはこのときだけですから。お医者さんから元気な男(女)の子ですよ。っといわれたら、たとえくたくたでも元気に振舞いましょう。また、父親似、または母親似だねといわれても、生まれたときは皆ガッツ石松似だよ!などと突っ込まずにあたたかくみまもってあげましょう。あとはすべて周りの人がやってくれますので、めいいっぱい甘えましょう。お母さんの泣き顔が見るに耐えないものでも精一杯ガマンしましょう。このとき、自分自身の将来を父親の顔を見て想像しましょう。それをみて決してくじけてはいけません。運が悪かったとあきらめてしまえばいくらか楽です。そしてこれからの人生という大海原を、フロンティア精神を持って駆け抜けて生きましょう。

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