人は誰でもライバルがいます。そりゃもうそこらじゅうに。 学校、~ 職場、~ 地元、~ 冷蔵庫の中や、~ 引き出しの上から3番目、~ 貯金箱の中、~ 庭、~ 胸ポケットの中、~ わきの下、~ 植木鉢を久しぶりにどけたときなどです。~ むしろ、これらの中にあるものがあなたのライバルである。といっていいでしょう。 そんな手強いライバルに差をつけたい。というあなた!そう!そこのあなた!・・・いや、あなたじゃなくて・・・あなた!~ (あなたって何回も言ってみると違和感。) ライバルに差をつけたいか〜!~ 幸せになりたいか〜!~ 最高ですか〜!~ ハッピーハッピーイェー!~ 気合十分ですね。それでは参りましょう。 ライバルに差をつけるのは&color(Red){結構};努力しなければいけません。勝負は朝起きたときから始まっています。~ まず、朝起きて第一声、 「ライバル起きるな!!」 と叫びましょう。こうすることで早くも朝から一歩リード♪~ 続いて朝ごはんです。お母さん、(もしくはその友達)が作ってくれた朝ごはんを、ご飯3杯おかわりしましょう。そして自信満々の嘲笑みを浮かべ、 「キミはもうお腹いっぱいかい?僕はまだ食い足りない・・・食い足りないんだよぉ!!ハッハッハッハッハッ!」 とトイレで大きいほうをしながら叫びましょう。これでライバルに辛酸をなめさせることができます。~ トイレから出たら着替えです。ここでもライバルに差をつけましょう。 ライバルより長いハイソックスを履き、~ ライバルより度のきついメガネをかけ、~ ライバルより破れたジーンズを履き、~ ライバルよりよれよれのTシャツを着て、~ ライバルよりしわしわのシャツを着ましょう。~ そして、鏡に向かって「どうだ!」という顔をしながら、少し頬を赤らめましょう。 さあはりきって学校、または職場に行きましょう。 学校にいる間はあまり差をつけようとせずに、 できるだけライバルにペースをあわせます。 ライバルがトイレに行けばトイレに行き、ライバルが寝れば寝ます。 ライバルと同じメニューを注文し、同じタバコを吸い、同じCDを買いましょう。 ~ライバルと汗を流し、同じ人を好きになり、時にはけんかもし、ただひたすらにまっすぐに・・・まっすぐな故に傷つけてしまう。そんな感じですごしましょう。 さあ家に帰りました。まずは家の人に大きな声で、 「ただいま帰りました!ライバルより早く・・・!(余韻大事)」 とおがりましょう。こうすることで家族(または家族になりきれない人)も、 「ああ、この子は今日も、ライバルに勝ってきたんだな・・・本当にこの子を産んでよかった・・・(涙)」 とこうなります。たぶん。 |